未硬化ジェルをサクッと拭き取る!ダイソー活用術

「ジェルネイルを硬化したのに、なんだか表面がベタつく…」
そんな経験はありませんか?これは「未硬化ジェル」と呼ばれるもので、拭き取らないとツヤが出なかったり、仕上がりが汚れてしまう原因になります。

実は、この未硬化ジェル、わざわざ高い専用リムーバーを買わなくても、ダイソーなどの身近なお店で手に入るアイテムでサッと拭き取ることができるんです。

この記事では、初心者の方でも安心して試せる、ダイソー活用術&正しい拭き取り方法をわかりやすくご紹介します。セルフネイルをもっと楽しく、仕上がりをキレイにしたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。


目次

未硬化ジェル拭き取りの基本知識

未硬化ジェルとは?

ジェルネイルはUVライトやLEDライトで固めますが、すべての成分が完全に硬化するわけではありません。
表面には「酸素阻害層(さんそそがいそう)」と呼ばれるベタつきの膜が残ります。
これは空気中の酸素が硬化反応を妨げてできるもので、ジェルの性質上どうしても残ってしまうものなんです。

👉 ポイント:ベタベタしているのは「硬化不足」ではなく「酸素の影響」なので、誰でも起こります。


なぜ拭き取りが必要なのか?仕上がりとの関係

未硬化ジェルを残したままだと…

  • ゴミやほこりが付きやすくなる
  • せっかくのトップジェルのツヤが出ない
  • 次に塗るジェルとの密着が悪くなる

つまり、拭き取りは「ツヤを出す仕上げ」と「ネイルを長持ちさせる準備」でもあるのです。


未硬化ジェルが残る原因をもっと知ろう

実は、未硬化ジェルは「必ず出る」ものですが、残り具合が多いとベタつきが強くなります。主な原因は次の通りです。

  • ジェルの種類による違い
    → ベースジェルやカラージェルは未硬化ジェルが多く残ることがあります。トップジェルは比較的少なめ。
  • ライトの相性や硬化不足
    → UVライト用ジェルをLEDライトで硬化すると、しっかり固まりきらずにベタつきが強く出ます。
  • ジェルの塗布量が厚すぎる
    → 厚塗りすると硬化にムラが出て、未硬化ジェルが残りやすくなります。

拭き取りに使うものの役割

未硬化ジェルを拭き取るときには「アルコール(エタノール)」を含んだアイテムを使います。
アルコールは表面のベタつきを溶かし、さらさらのツヤツヤな表面に変えてくれる役割を果たします。

👉 実は、専用の「ジェルクレンザー」と呼ばれる商品も中身はアルコール系が多いんです。だから100均のアイテムでも十分代用できるんですよ。


初心者がやりがちなNG行動

  • 力を入れてゴシゴシ拭く → 表面にキズが入ってツヤが失われる
  • ノンアルコールのシートを使う → ベタつきが落ちず「失敗した!」と感じる
  • 未硬化ジェルを拭き忘れる → ゴミがついて見た目が汚くなる

ちょっとした注意で仕上がりが大きく変わるので、拭き取りは丁寧に行いましょう。


ダイソーで揃う!未硬化ジェル拭き取りアイテム

ダイソーおすすめのウェットティッシュ

ダイソーには種類豊富なウェットティッシュがあり、実はその中から「未硬化ジェル拭き取り」に使えるものを選ぶことができます。
特におすすめなのは アルコール濃度が高めのタイプ

  • アルコール除菌ウェットティッシュ(携帯用/ボトルタイプ)
     →しっかりアルコール成分が入っているので拭き取り力が高い。
  • 速乾タイプの除菌シート
     →乾きが早く、ジェルがにじみにくい。

💡 ポイントノンアルコールタイプはベタつきを落とせないのでNG。必ず「アルコール入り」と表記のあるものを選びましょう。


除菌シートの上手な使い方

未硬化ジェルを拭くときは、除菌シートをそのまま使うよりも 小さくカットして指1本ごとに使う のがおすすめです。
一度使った面で何本も拭くと、逆にベタつきが広がってしまうので注意しましょう。

👉 さらに、キッチンペーパーやコットンに除菌シートの液を含ませて拭くと、毛羽立ちが少なく仕上がりがきれいになります。


ダイソーで買える代用アイテム

未硬化ジェルの拭き取りは、専用リムーバーがなくても代用品でOKです。ダイソーでそろうアイテムを組み合わせてみましょう。

  • コットン(大判タイプ/カットコットン)
     →アルコールを含ませて使うと、ベタつきをしっかりキャッチ。
  • 不織布タイプのキッチンペーパー
     →毛羽立ちが少ないので表面がツヤツヤに仕上がる。
  • 綿棒
     →細かい部分(爪の根元やサイド)をピンポイントで拭きたいときに便利。
  • スプレーボトル(小分け容器)
     →消毒用エタノールを入れてシュッと吹きかければ、時短にも。

ダイソー商品+エタノールの組み合わせ技

実は、ダイソーには「アルコール入り商品」以外に スプレーボトルや容器 も豊富にあります。
例えばドラッグストアで買える消毒用エタノールを小分けして、ダイソーのコットンや不織布ペーパーで拭き取れば、専用のジェルクリーナーと同じように使えます。

👉 これならコストもぐっと抑えられますし、「ネイル専用」を買わなくてもセルフケアが可能です。


SNSで話題の「ダイソーネイルシリーズ」

最近は、ダイソーからもネイル専用のジェルやアイテムが出ており、セルフネイル愛好者の間で人気があります。
ジェル拭き取りに直接使えるものは少ないですが、ネイル用コットンやブラシクリーナーが未硬化ジェルの拭き取りにも応用可能。


✨ まとめると…

  • ダイソーの アルコール入りウェットティッシュや除菌シート が基本
  • コットン・キッチンペーパー・綿棒 で使い分けると仕上がりがアップ
  • エタノール+ダイソーアイテム の組み合わせが最もコスパ良し

ダイソー拭き取りアイテム比較表

アイテム特徴おすすめの使い方メリット注意点
アルコール除菌ウェットティッシュアルコール濃度が高め爪全体をサッと拭く手軽・安い・持ち運び◎ノンアルコールタイプはNG
速乾タイプの除菌シート乾きが早いベタつきを一気に拭き取りたい時ムラになりにくいすぐ乾くので少量ずつ使用
コットン(大判/カット)吸収力◎アルコールを含ませて使用爪全体を均一に拭ける毛羽立ちやすいので注意
不織布キッチンペーパー毛羽立ちが少ないアルコールを含ませて拭くツヤ仕上がりに◎厚みがあるタイプは拭きにくい
綿棒細かい部分に最適根元やサイドライン用ピンポイントで拭ける広範囲には不向き
スプレーボトル(小分け容器)エタノールを入れて使えるコットンにシュッと吹きかけて使用コスパ最強・衛生的中身がなくなると別途補充が必要

💡 使い分けのコツ

  • 広い範囲 → 除菌シートやコットン
  • ツヤ重視 → 不織布キッチンペーパー
  • 細かい部分 → 綿棒
  • コスパ重視 → エタノール+スプレーボトル+ダイソーアイテム

正しい拭き取り手順とコツ

基本の流れ(まずはここから)

  1. 硬化を終える
    ジェルの説明書どおりにライトで硬化します(迷ったら少し長めに)。
  2. 道具を用意
    アルコール入りシート or コットン+エタノール/除菌液、不織布ペーパー、綿棒を準備。
  3. パッドをしっかり湿らせる
    乾いた面で拭くと曇りやすいので、しっかり湿った状態で。
  4. 一定方向にやさしく拭く
    キューティクル(根元)→フリーエッジ(先端) へ、一方向でスッと。
  5. 面をこまめに替える
    1本拭いたらパッドの清潔な面にチェンジ。ベタつきの再付着を防ぎます。
  6. サイド&先端も軽く
    サイドラインと先端もサッと一拭き。厚みのムラやベタつきを残しません。
  7. 仕上がりチェック
    ベタつきゼロ・曇りなし・繊維が付いていないかを確認します。

力加減と方向のコツ

  • 力は“消しゴムより弱め”
    表面を磨くのではなく、膜を拭い取るイメージで。
  • 一方向キープ
    往復すると曇りや毛羽立ちの原因に。必ず一方向で。
  • 指を固定
    机に手の甲を置き、拭く指を親指で軽く支えて固定するとブレにくく、筋が入りにくいです。

ツールの使い分け(きれい仕上げの近道)

  • 不織布ペーパー:毛羽立ちが少なく、ツヤ重視の人に◎
  • コットン:吸収力が高く、厚塗り後のベタつきをしっかりキャッチ
  • 綿棒:根元やサイドの細かい溝だけピンポイントで
  • スプレー式:コットンにワンプッシュでいつも同じ湿り具合に(ムラ防止)

仕上がりが変わる“ひと手間”

  • パッドを折って“清潔面”を作る
    1回拭いたら折って新しい面に。1本につき最低2回は面を替えると◎
  • クールダウンの5〜10秒
    硬化直後の熱が落ち着くまで数秒待つと、アルコール揮発ムラが減って曇りにくいです。
  • エッジは最後に
    先端のカドだけ軽いタッチで1回。削りすぎ防止&ツヤ持ちアップ。

レイヤー別の注意(ベース/カラー/トップ)

  • ベース:基本は拭かない(メーカー指示がある場合のみ)
  • カラー:基本は拭かない。拭くなら完全硬化→軽く1回だけ
  • トップ:通常は拭く。ただしノンワイプトップは拭かずにOK
    (“ノンワイプ”と明記があるものは拭くとツヤが落ちます)

よくある勘違い

  • 「ベタつく=硬化不足」だけではありません。酸素阻害層は誰でも残るもの。
  • ノンアルコール香料強めのシートは曇りの原因になりやすいです。

時短&清潔テク

  • 指ごとに小片を用意:あらかじめカットしたシートを5〜10枚並べておく
  • “使い回し”禁止:1枚で複数指を拭かない(再付着のもと)
  • 机まわりを先に整える:ホコリや髪の毛が静電気で吸い付く前に拭き切る

トラブル別リカバリー

  • 曇った/白っぽい
    → 新しいパッドにたっぷりアルコールを含ませ、一方向に1回だけ拭き直す。
    それでも曇るなら、トップを薄く1層重ねて再硬化。
  • 繊維がついた
    → 不織布に替える or コットン面を変える。軽いタッチで再拭き。
  • ベタつきが残る
    → 硬化時間を10〜20%延長してから再拭き。厚塗りなら2回に分けて拭く
  • アートがにじむ(カラー層拭き)
    → 完全硬化でにじみ防止。拭く必要がある工程なら軽タッチ1回のみ

これだけ覚えておけばOK(チェックリスト)

  • ☐ 拭くのは一方向だけ
  • しっかり湿った清潔な面で
  • 1本ごとに面を替える
  • 拭く前に数秒クールダウン
  • ノンワイプトップは拭かない
  • ☐ ベタつき→硬化時間+10〜20%で様子見

失敗しないためのチェックポイント

拭く前の準備チェック

  • 手と爪を清潔に
    ハンドクリームやオイルが残っていると曇りやすくなります。軽く手洗い→水分を拭き取り、必要ならエタノールで油分オフ
  • 作業環境を整える
    風やホコリがあると付着の原因に。エアコンの風は直接当てない・作業台をサッと拭いてから始めると安心です。
  • ライトの相性を確認
    使用ジェル(UV/LED/UV-LED対応)とライトの対応・出力・タイマーをチェック。爪はライトの中央に置くとムラが出にくいです。
  • 厚塗りを避ける
    厚すぎると未硬化が増えます。薄く均一に塗って、必要なら2回に分けて硬化。

拭き取り中のチェック

  • パッドは“しっとり”が正解
    乾き気味だと曇りや筋の原因に。アルコールをしっかり含ませてから拭きましょう。
  • 一方向にやさしくスッ
    往復こすりはNG。根元→先端へ“一方向”で。力は消しゴムより弱めのイメージで大丈夫。
  • 面をこまめに替える
    1本ごとに清潔な面へ。ベタつきの“塗り戻し”を防げます。
  • サイド&エッジを忘れない
    側面と先端の一拭きで、厚みのムラやベタつき残りを防止。

拭き取り後のチェック

  • ベタつきゼロ?
    ティッシュを軽く触れてくっつかないならOK。
  • 曇り・筋・繊維なし?
    曇りが出たら新しい面+一方向1回で軽く再拭き。繊維が付くなら不織布ペーパーに変更。
  • 肌の様子もサッと確認
    赤みや刺激を感じたら無理せず中止し、使い方は製品表示に従いましょう。

よくあるNG → その場で解決(早見表)

ノンアルコールや香料強めのシートを使った

アルコール配合に変更。保湿成分多めは曇りの原因になります。

往復でゴシゴシ拭いた

一方向だけに。力は軽く、面を替えながら。

パッドがすぐ乾く

→ スプレーボトルで都度ワンプッシュ。常に“しっとり”をキープ。

ベタつきが残る/にじむ

硬化時間を10〜20%延長してから再拭き。厚塗りなら2層に分ける

繊維が付着する

不織布キッチンペーパーへ切り替え。拭く方向は根元→先端のまま。

ツヤが出ない

→ 新しい面で軽く1回拭き直し → それでもダメならトップを薄く1層重ねて再硬化。

カラーがにじんだ

→ カラーは完全硬化してから。拭く必要がある工程なら超軽タッチ1回のみ。

環境・季節の落とし穴

  • 低温・高湿度だと硬化が甘くなりがち。室温を整える/硬化時間を少し長めに。
  • 真夏の強い風(送風・扇風機)はホコリを運びがち。風を避けて作業を。

道具の衛生ルール

  • 使い捨て前提で清潔に。
  • エタノールの容器にコットンを直接触れさせない(雑菌混入防止)。
  • スプレーやポンプを使うと毎回同じ湿り具合でムラ予防に。

これだけチェックすればOK(最終チェックリスト)

  • ☐ 拭くのは根元→先端の一方向だけ
  • しっとり湿った清潔面で、1本ごとに面替え
  • 不織布 or 毛羽立ちにくい素材を使用
  • ☐ ベタつき時は硬化+10〜20%で見直し
  • ノンワイプトップは拭かない(ツヤ低下防止)
  • ☐ 作業前に手・台の油分とホコリをオフ

ダイソー以外の選択肢比較

セリア(100円ショップ)

  • 特徴:柔らかめのコットンや、小さめサイズの不織布ペーパーが見つかりやすい印象。
  • メリット:肌あたりがやさしく、敏感肌さん向け。小回りの利くサイズで細部の拭き取りがラク。
  • 注意点:アルコール濃度の明記がない商品もあるため、「アルコール配合」表記を必ず確認。

おすすめアイテム例

  • 不織布タイプのキッチンペーパー(低リント)
  • 小さめコットン/カットコットン(面替えしやすい)

キャンドゥ(100円ショップ)

  • 特徴:携帯しやすい薄型ケース入りの除菌シートや、詰め替え向け小ボトルが充実。
  • メリット:外出先での時短ケアに便利。工程ごとに小分けして清潔管理しやすい。
  • 注意点:ノンアルコールや保湿成分入りは曇りの原因になりやすいので避ける。

おすすめアイテム例

  • 携帯用アルコールシート(薄型)
  • ミニスプレー/ポンプボトル(均一に湿らせやすい)

ドラッグストアで買えるもの

ノンアセトン除光液

  • 長所:アセトンより刺激がマイルド。カラー層をにじませにくい。
  • 短所:製品によっては保湿成分が曇りの原因になることも。
  • 使い方のコツ少量を清潔面に含ませて“一方向1回”。拭き過ぎない。

消毒用エタノール(エタノールIP)

  • 長所:未硬化ジェルをすっきり除去。揮発が早くムラになりにくい。
  • 短所:乾燥しやすいので、拭き取り後は保湿を。
  • 使い方のコツ不織布ペーパーに適量を含ませ、指ごとに面替え。

低リント(低粉塵)コットン/ペーパー

  • 長所繊維残りが少なく、ツヤ仕上がりに。
  • 短所:やや価格が上がる場合あり。
  • 使い方のコツ:折りたたんで清潔面を次々に作ると効率的。

ネイル専門店・プロ用品

ジェルクレンザー

  • 長所:目的特化で仕上がりが安定。にじみ・曇りが出にくい配合。
  • 短所:100均よりコスト高
  • 使い方のコツ:使用量は最小限でOK。無駄に往復しない。

低リントワイプ(ネイル用)

  • 長所:繊維残りが極小で、鏡面ツヤに近づけやすい。
  • 短所:枚単価が上がるため、面替えの計画を。

ノンワイプトップ(拭き取り不要)

  • 長所拭き取り工程がゼロに。時短&ゴミ付着リスクが下がる。
  • 短所:テクスチャや相性によっては黄ばみ・硬さの好みが分かれることも。
  • 使い方のコツ推奨硬化時間を厳守。厚塗りNG。

オンライン(まとめ買い・セット活用)

  • 特徴:低リントワイプやクレンザーの大容量・詰め替えでコスパ改善。
  • メリット在庫切れしにくい、品質のブレが少ない。
  • 注意点:レビューは“曇りにくさ/繊維残り/ニオイ”の3点を必ずチェック。

比較表

カテゴリー価格感仕上がり安定度使いやすさ向いている人
セリア肌当たり重視・小回り重視
キャンドゥ外出先でも拭きたい時短派
ドラッグストア(ノンアセトン)爪へのやさしさ重視
ドラッグストア(エタノール)ベタつきを一掃したい
プロ用クレンザー仕上がり最優先・撮影向け
低リントワイプ繊維残りゼロでツヤ重視
ノンワイプトップ○〜△◎(拭き不要)工程短縮・時短最優先

※「価格感」:◎=安い, ○=普通, △=高め の目安


未硬化ジェルを減らすための購入ガイド(“脱・未硬化”対策)

ライト選び

  • 対応表記(UV/LED/UV-LED)を必ず確認。
  • 出力(W数)が低すぎると硬化不足に。タイマーはメーカー推奨に合わせて。

ジェル選び

  • 拭き取りを減らしたいならノンワイプトップ
  • カラーは薄塗り2度塗りで硬化ムラを減らす。

ワイプ素材

  • 低リント(不織布)を優先。コットンなら毛羽の少ないタイプを。

アルコール系

  • エタノールを主成分としたものが基本。保湿成分多め・強い香料は曇りの原因に。

安全とケアのひとこと

  • 換気しながら作業し、火気厳禁
  • 皮膚が弱い方は、まず短時間・小面積で様子見を。
  • 拭き取り後はオイルやクリームでやさしく保湿しましょう。

拭き取り後の仕上げとケア

拭き取り後の爪はどうなっているの?

未硬化ジェルを拭いた直後の爪は、表面がツヤツヤになっていますが、アルコールで油分や水分が失われた状態でもあります。
そのまま放置すると、爪の乾燥や手荒れにつながりやすいため、アフターケアがとても大切なんです。


保湿ケアの基本

  • ネイルオイルを爪周りに塗る
    キューティクル(甘皮部分)を中心に、爪の根元から側面にかけて軽く塗布。
    マッサージするように馴染ませると血行も促進されて、健康的な爪が育ちやすくなります。
  • ハンドクリームで仕上げる
    爪まわりだけでなく、手全体にクリームをなじませて保湿のフタをします。
    特にアルコールを使った後は乾燥が早いので、ジェルを拭いた直後のタイミングがおすすめです。

ネイルオイルがない時の代用品

「オイルなんて持っていない…」というときは、家にあるもので代用できます。

  • オリーブオイルやココナッツオイル
  • ワセリン
  • 無香料のリップクリーム

💡 少量を爪の根元に塗るだけでも十分です。オイル感が苦手な方は、ワセリンを綿棒でちょんちょんと塗るとべたつきにくいですよ。


ツヤをさらにアップさせる仕上げテク

  • 表面を軽く磨く
    拭き取り後、爪の表面をやわらかい布でサッと拭うと、よりクリアなツヤが出ます。
  • トップジェルを薄く重ねる
    拭き取り後にツヤ不足を感じたら、もう一度トップジェルを薄く塗って硬化 → 軽く拭き取ると、よりぷるんとした見た目に。
  • ノンワイプトップジェルを使う
    ツヤ出しに強いジェルを選べば、拭き取り不要でそのまま光沢が出せます。

爪と肌を守るチェックポイント

  • アルコールで乾燥した肌はささくれができやすいので、こまめな保湿を。
  • 爪の乾燥はジェルの浮きや欠けの原因になるため、オイルケアはできるだけ習慣にしましょう。
  • 甘皮部分に栄養を与えると、次に生えてくる爪が健康的になります。

次回のセルフネイルにつながるケア

  • 保湿で爪がしなやかになると、ジェルの持ちが長くなる
  • 爪の表面を整えておくと、次回のジェルの密着がよくなる
  • 爪周りの皮膚が整うと、仕上がりが格段にキレイに見える

✨ まとめると…

  • 拭き取り後は 油分・水分が奪われている状態 → 保湿ケア必須
  • ネイルオイル or 代用品でキューティクルを中心にケア
  • ツヤ不足は 磨き・トップの重ね塗り・ノンワイプトップで解決
  • 保湿習慣が 次のセルフネイルの仕上がりに直結

よくある質問Q&A

Q1. 未硬化ジェルってなぜ残るの?

A. ジェルはライトで硬化しますが、酸素が表面に触れると反応を妨げ、必ずベタベタした膜(酸素阻害層)が残ります。
完全に固まらないからといって失敗ではなく、誰でも必ず残るものなんです。

👉 対処法:アルコールで拭き取ればOK。ノンワイプトップジェルを使えばこの工程自体を省けます。


Q2. 普通の除光液で拭いても大丈夫?

A. 使えなくはありませんが、あまりおすすめしません。
アセトン入りの除光液は爪や皮膚を強く乾燥させてしまうため、仕上がりが白く曇ったり、爪を傷めやすいのです。

👉 代わりに:アルコール(消毒用エタノール)や、アルコール入りの除菌シートがベスト。


Q3. 拭き忘れるとどうなるの?

A. 表面のベタつきが残り、ホコリやゴミがすぐ付きます。さらに次に塗るジェルが浮きやすくなり、ネイルの持ちが悪くなる原因に。

👉 予防策:仕上げチェックのときに、必ず「ベタつきゼロ」「ツヤあり」を確認しましょう。


Q4. 拭いたのに曇ってしまったのはなぜ?

A. 原因はいくつか考えられます。

  • 乾いたシートで拭いた(アルコール不足)
  • 保湿成分入りシートを使った
  • ゴシゴシ往復して拭いた
  • 硬化時間が足りず、未硬化ジェルが多く残った

👉 解決法:新しいアルコール面で“一方向にスッと1回”。改善しない場合はトップを重ね塗りして硬化しましょう。


Q5. 拭いたらカラーがにじんでしまった!

A. まだ完全に硬化していない状態で拭いたことが原因です。特にカラージェルはしっかり硬化しないと、アルコールで色が溶けてしまいます。

👉 予防策:カラージェルは必ず完全硬化。拭き取りは基本的にトップジェルの後だけにしましょう。


Q6. ベタつきが強すぎて落ちにくい…

A. 厚塗り・硬化不足・ライトとジェルの相性が悪い可能性があります。

👉 対策

  • 硬化時間を10〜20%延長
  • 薄めに2度塗り
  • ジェルとライトの対応(UV/LED)を確認

Q7. ノンワイプトップジェルって本当に拭かなくていいの?

A. はい、大丈夫です。ノンワイプタイプは「酸素阻害層が出にくい処方」になっているため、拭き取り不要
ただし、厚塗りすると完全に固まりにくいので、薄めに塗って推奨時間どおり硬化するのがコツです。


Q8. 拭き取りのアルコールって消毒用エタノールでいい?

A. 問題ありません。むしろ専用の「ジェルクレンザー」と中身がほぼ同じこともあります。
ただし、高濃度アルコールは揮発が早いので、しっかり湿った面でサッと拭くようにしましょう。


Q9. 拭き取り後にツヤがイマイチ…

A. 曇りやツヤ不足は、拭き取り方やジェルの種類が原因です。

👉 改善方法

  • 不織布ペーパーに変更
  • 一方向に軽く1回だけ拭く
  • 仕上げにトップを薄く塗り直して再硬化

Q10. 拭き取り後、爪が乾燥して白くなるのは?

A. アルコールの影響で油分・水分が奪われているサインです。

👉 ケア:ネイルオイルやハンドクリームですぐに保湿。毎回ケアを習慣にすれば、乾燥トラブルを防げます。

まとめ|ダイソー活用でセルフネイルをもっと楽しく!

ジェルネイルをした後に出てくる“ベタベタ”は、誰でも経験する未硬化ジェル。実はこれ、決して失敗ではなく仕上げの一工程なんです。

ダイソーやセリア、ドラッグストアの身近なアイテムを上手に使えば、わざわざ高価な専用品を買わなくても、ツヤツヤの仕上がりが叶います。

  • 拭き取りは一方向に、やさしく
  • アルコール入りの清潔なシートで
  • 終わったらしっかり保湿ケア

この3つを意識するだけで、セルフネイルの完成度はぐんと上がります。

さらに、ノンワイプトップを使えば拭き取りの手間が省けたり、プロ用クレンザーを取り入れれば一段と仕上がりが安定したりと、ライフスタイルや予算に合わせて工夫できるのもセルフネイルの魅力

仕上げのひと手間が、あなたのネイルを“おうちセルフ”から“サロン級の仕上がり”へと変えてくれます。
ぜひ今日から、気軽に試してみてくださいね。

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