
スマホで写真を撮るとき、意外と気になるのが「カシャッ」というシャッター音です。
赤ちゃんが寝ているとき、ペットを驚かせたくないとき、静かな場所でメモ代わりに写真を撮りたいときなど、シャッター音をできるだけ小さくしたい場面はあります。
ただし、日本や韓国で販売されているスマホは、盗撮防止やプライバシー保護の観点から、シャッター音が鳴る仕様になっていることが多いです。
そのため、マナーモードにしても音が消えず、
「なぜ音量を下げても鳴るの?」
「iPhoneのシャッター音は消せないの?」
「Androidなら無音にできる?」
「海外ではどうなるの?」
と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
この記事では、スマホのシャッター音を消す方法や小さくする方法、iPhoneとAndroidの違い、日本・韓国・その他の国での違い、無音カメラアプリを使うときの注意点まで、初心者にもわかりやすく解説します。
なお、この記事は一般的なスマホの使い方を紹介するものです。撮影するときは、相手の許可、施設のルール、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
まず結論|スマホのシャッター音を消す・小さくする5つの方法
スマホのシャッター音を小さくしたい場合、まず試しやすい方法は次の5つです。
Live Photosを使う
iPhoneの場合、Live Photosをオンにすると、通常の「カシャッ」というシャッター音ではなく、比較的小さな音になることがあります。
Live Photosは、写真を撮る前後の短い動きや音も一緒に記録する機能です。
赤ちゃんやペットなど、自然な表情を残したいときにも使いやすい方法です。
ただし、日本や韓国など一部の国や地域では、完全に無音にならない場合があります。
動画撮影中に静止画を撮る
iPhoneやAndroidでは、動画を撮影しながら静止画を撮れる機種があります。
この方法なら、通常の写真撮影よりもシャッター音が目立ちにくい場合があります。
ただし、動画撮影中の静止画は、通常の写真撮影より画質やサイズが変わることがあります。
「とにかく静かに撮りたい」という場面では便利ですが、きれいな写真を残したい場合は画質も確認しておきましょう。
イヤホンを接続する
イヤホンを接続すると、シャッター音が本体スピーカーから大きく鳴らず、周囲に聞こえにくくなる場合があります。
完全に無音になるわけではありませんが、周囲への音を少し抑えたいときに試しやすい方法です。
有線イヤホン、ワイヤレスイヤホンのどちらでも、機種やOSの仕様によって動作が異なります。
Androidのカメラ設定を確認する
Androidスマホの中には、カメラアプリ内に「シャッター音」「カメラ音」「撮影音」などの設定が用意されている機種があります。
一方で、日本向けモデルでは、この設定が表示されないこともあります。
Galaxy、Xperia、AQUOS、Pixelなど、メーカーや販売地域によって違いがあるため、まずはカメラアプリの設定を確認してみましょう。
無音カメラアプリを使う
どうしてもシャッター音を鳴らしたくない場合、無音カメラアプリを使う方法もあります。
ただし、アプリによっては画質が落ちたり、広告が多かったり、必要以上の権限を求められたりすることがあります。
利用する場合は、レビュー、更新日、権限、運営元を確認してから使うのがおすすめです。
なぜ日本と韓国のスマホはシャッター音が鳴るの?
スマホのシャッター音について調べると、よく出てくるのが「日本と韓国では音が消せない」という話です。
実際、日本や韓国で販売されているスマホは、マナーモードにしてもシャッター音が鳴る仕様になっていることが多いです。
背景には盗撮防止の考え方がある
日本や韓国でシャッター音が重視されてきた背景には、盗撮防止やプライバシー保護の考え方があります。
スマホのカメラ性能が上がるにつれて、誰でも簡単に高画質な写真を撮れるようになりました。
便利になった一方で、相手に無断で撮影するトラブルも問題になりました。
そのため、日本や韓国では、撮影していることが周囲にわかるように、シャッター音を鳴らす仕様が広まりました。
日本では法律というより自主的な仕様に近い
日本の場合、「すべてのスマホは必ずシャッター音を鳴らさなければならない」といった形で、一般ユーザー向けにわかりやすく説明されている法律があるわけではありません。
ただし、携帯電話会社やメーカーが、盗撮防止への配慮としてシャッター音を消せない仕様にしてきた流れがあります。
そのため、日本で販売されているiPhoneやAndroidでは、マナーモードでもシャッター音が鳴ることが多いのです。
韓国でもシャッター音が鳴る仕様が一般的
韓国でも、スマホのシャッター音は盗撮防止の観点から重視されてきました。
日本と同じように、公共の場やプライバシーへの配慮から、カメラ撮影時に音が鳴る仕様のスマホが一般的です。
そのため、韓国で販売されているスマホも、日本と同じくシャッター音が消えにくい機種が多いと考えてよいでしょう。
その他の国では消せることが多い
アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、オーストラリアなどでは、マナーモードや音量設定でシャッター音を消せるスマホが多くあります。
もちろん、国や地域、機種、OSのバージョンによって違いはあります。
ただ、日本や韓国のように、購入時からシャッター音が強く制限されている国は、世界的に見ると少数派です。
日本・韓国・その他の国の違い
スマホのシャッター音は、どの国で買ったスマホか、どこで使っているか、どのSIMを入れているか、OSの仕様によって動作が変わることがあります。
日本で購入したスマホ
日本で購入したスマホは、日本国内で使う場合、マナーモードにしてもシャッター音が鳴ることが多いです。
特にiPhoneは、日本向けモデルではシャッター音が消せない仕様として知られています。
Androidも、日本向けモデルではカメラ音をオフにする設定が表示されないことがあります。
韓国で購入したスマホ
韓国で購入したスマホも、日本と同じように、シャッター音が鳴る仕様になっていることが多いです。
韓国国内で使う場合は、マナーモードにしても音が鳴ると考えておくとよいでしょう。
海外で購入したスマホ
海外で購入したスマホは、マナーモードや音量設定でシャッター音を消せる場合があります。
ただし、日本国内で使ったときにどう動作するかは、機種やOSによって異なります。
「海外版だから必ず無音になる」とは言い切れません。
購入前に、対応バンド、技適、保証、修理対応、シャッター音の仕様などを確認することが大切です。
海外旅行中はどうなる?
最近のiPhoneでは、日本や韓国で購入した端末でも、海外で使うとシャッター音が鳴らなくなる場合があります。
ただし、これは機種、OS、位置情報、SIM、地域設定などによって変わる可能性があります。
そのため、「海外に行けば必ず無音になる」とは断定しないほうが安全です。
旅行先で静かに撮りたい場合は、事前に自分のスマホで動作を確認しておくと安心です。
iPhoneでシャッター音を小さくする方法
iPhoneは、日本向けモデルの場合、マナーモードにしても通常の写真撮影ではシャッター音が鳴ることがあります。
ただし、完全に消せなくても、音を小さくしたり目立ちにくくしたりする方法はあります。
Live Photosをオンにする
iPhoneでまず試したいのがLive Photosです。
カメラアプリを開き、画面上部にある丸いアイコンを確認します。
Live Photosがオンになっていると、通常の写真とは違う撮影動作になり、シャッター音が小さく感じられる場合があります。
Live Photosの使い方
カメラアプリを開く
写真モードにする
画面上部のLive Photosアイコンをオンにする
そのまま撮影する
撮影後は、写真アプリで通常の写真と同じように確認できます。
動画撮影中に静止画を撮る
動画撮影を開始すると、画面に白い丸いボタンが表示されることがあります。
このボタンを押すと、動画を撮影しながら静止画を残せます。
通常のシャッター音が気になる場面では、この方法が使いやすいことがあります。
ただし、通常の写真撮影より画質が変わる場合があります。
大切な写真を高画質で残したい場合は、撮影後に画質を確認しましょう。
イヤホンを接続する
イヤホンを接続して撮影すると、シャッター音が周囲に響きにくくなる場合があります。
完全に消えるとは限りませんが、静かな場所で音を抑えたいときに試す価値があります。
音量ボタンやマナーモードを確認する
日本向けiPhoneでは、マナーモードだけでシャッター音が消えないことがあります。
しかし、海外版や一部の地域では、マナーモードでシャッター音を消せる場合があります。
iPhoneの仕様は国や地域で異なるため、自分の端末で確認するのが一番確実です。
Androidでシャッター音を小さくする方法
Androidはメーカーや機種によって仕様が大きく異なります。
iPhoneよりも自由度が高い一方で、「この方法なら必ず消える」とは言い切れません。
カメラアプリの設定を確認する
まずは標準カメラアプリを開き、設定画面を確認しましょう。
「シャッター音」
「カメラ音」
「撮影音」
「サウンド」
「サイレント撮影」
といった項目があれば、オフにできる可能性があります。
ただし、日本向けモデルでは、この項目自体が表示されない場合があります。
サイレントモードを試す
Androidでは、サイレントモードやマナーモードにするとシャッター音が消える機種もあります。
一方で、日本向けモデルでは、サイレントモードでもシャッター音が鳴ることがあります。
設定できるかどうかは機種によるため、実際に試して確認しましょう。
メーカーごとの違いを理解する
Androidは、メーカーごとにカメラアプリの仕様が違います。
Galaxy
Galaxyは地域やモデルによって、シャッター音設定の有無が異なる場合があります。
日本向けモデルでは音を消せないことがあります。
Xperia
Xperiaも、日本向けモデルではシャッター音が鳴る仕様のものが多いです。
カメラ設定に音の項目があるか確認しましょう。
AQUOS
AQUOSも国内向けモデルでは、シャッター音が消せない場合があります。
機種によって設定項目が異なります。
Pixel
PixelはシンプルなAndroidに近い操作感ですが、日本向けモデルではシャッター音が鳴ることがあります。
OSアップデートで仕様が変わる可能性もあるため、最新の設定を確認しましょう。
無音カメラアプリは使っても大丈夫?
スマホのシャッター音を消したいとき、無音カメラアプリを使う方法もあります。
ただし、メリットだけでなく注意点もあります。
無音カメラアプリのメリット
無音カメラアプリのメリットは、静かな場所で撮影しやすいことです。
赤ちゃんの寝顔、ペット、料理、メモ、資料などを撮るときに便利です。
また、アプリによっては連写、フィルター、明るさ調整などの機能が付いていることもあります。
無音カメラアプリのデメリット
一方で、無音カメラアプリにはデメリットもあります。
標準カメラより画質が落ちることがある
広告が多いアプリがある
保存先がわかりにくいことがある
必要以上の権限を求めるアプリがある
OSアップデート後に使えなくなる場合がある
特に、カメラ、マイク、位置情報、連絡先などの権限を求められた場合は、本当に必要な権限か確認しましょう。
アプリ選びのポイント
無音カメラアプリを選ぶときは、次の点を確認すると安心です。
レビューが極端に悪くないか
更新が止まっていないか
権限が多すぎないか
広告が過度に多くないか
保存した写真の画質は十分か
無料アプリは便利ですが、広告やデータの扱いにも注意が必要です。
シャッター音を消したい場面別のおすすめ方法
シャッター音を消したい理由は人それぞれです。
ここでは、場面別に使いやすい方法を紹介します。
赤ちゃんを起こしたくない場合
赤ちゃんの寝顔を撮りたいときは、シャッター音で起こしてしまわないか心配になります。
この場合は、Live Photos、動画撮影中の静止画、無音カメラアプリなどが候補になります。
ただし、フラッシュや画面の明るさでも赤ちゃんが反応することがあります。
撮影前にフラッシュをオフにし、画面の明るさも少し下げておくとよいでしょう。
ペットを驚かせたくない場合
犬や猫などのペットは、突然の音に敏感です。
シャッター音でこちらを向いてしまったり、逃げてしまったりすることもあります。
自然な表情を撮りたい場合は、Live Photosや動画撮影が向いています。
動画で撮っておき、あとから良い場面を切り出すのも便利です。
静かな場所で撮影したい場合
図書館、美術館、水族館、病院の待合室など、静かな場所ではシャッター音が気になることがあります。
ただし、施設によっては撮影そのものが禁止されている場合があります。
シャッター音を小さくする前に、まず撮影してよい場所か確認しましょう。
旅行先で撮影したい場合
海外旅行中は、日本とはスマホのシャッター音の動作が変わる場合があります。
ただし、旅行先の文化や施設ルールにも注意が必要です。
教会、博物館、劇場、空港、軍事施設などでは、撮影制限がある場合があります。
「音が出ないから撮ってよい」ではなく、「撮影してよい場所か」を確認することが大切です。
やってはいけない注意点
シャッター音を消す方法を調べていると、少し危ない方法を見かけることがあります。
一般ユーザーにはおすすめしにくい方法もあるため注意しましょう。
システムを無理に改変しない
Androidでは、ADBコマンドやシステム設定を変更してシャッター音を消す方法が紹介されることがあります。
しかし、初心者にはおすすめしません。
設定を誤ると、カメラアプリが正常に動かなくなったり、端末の動作に不具合が出たりする可能性があります。
また、メーカー保証やサポートに影響する場合もあります。
この記事では、一般ユーザーが安全に試しやすい方法を中心に紹介しています。
相手に無断で撮影しない
シャッター音を小さくできたとしても、相手に無断で撮影してよいわけではありません。
人を撮る場合は、できるだけ本人の許可を得ることが大切です。
特に、子ども、他人の顔、個人情報が写るもの、職場や学校などでは注意が必要です。
撮影禁止の場所では撮らない
美術館、映画館、ライブ会場、スポーツ施設、店舗、病院などでは、撮影禁止や一部制限がある場合があります。
シャッター音が出るかどうかに関係なく、施設のルールを守りましょう。
よくある質問
iPhoneのシャッター音は完全に消せますか?
日本向けiPhoneを日本国内で使う場合、通常のカメラ撮影では完全に消せないことが多いです。
ただし、Live Photosや動画撮影中の静止画を使うことで、音を小さくしたり目立ちにくくしたりできる場合があります。
Androidならシャッター音を消せますか?
Androidは機種によります。
カメラ設定から消せる機種もありますが、日本向けモデルでは消せないこともあります。
まずは標準カメラアプリの設定を確認しましょう。
無音カメラアプリは違法ですか?
無音カメラアプリを使うこと自体が、ただちに問題になるとは限りません。
ただし、無断撮影、盗撮、撮影禁止場所での撮影などはトラブルにつながります。
使い方とマナーが大切です。
海外版スマホなら日本でも無音になりますか?
海外版スマホはシャッター音を消せる場合があります。
ただし、日本で使う場合は、技適、対応バンド、保証、修理対応なども確認が必要です。
シャッター音だけを理由に海外版を買うのは、慎重に考えたほうがよいでしょう。
日本版iPhoneを海外で使うとシャッター音は消えますか?
最近のiPhoneでは、海外で使うとシャッター音が鳴らなくなる場合があります。
ただし、機種、OS、地域、SIM、位置情報などによって動作が変わる可能性があります。
必ずそうなるとは断定できないため、旅行先で実際に確認するのが確実です。
スクリーンショットの音も消せますか?
スクリーンショットの音は、カメラのシャッター音とは別の動作です。
機種やOSによって、マナーモードで消える場合もあれば、音が鳴る場合もあります。
気になる場合は、音量設定やマナーモードを確認してみましょう。
まとめ|シャッター音は小さくできるが、マナーも大切
スマホのシャッター音は、日本や韓国では消しにくい仕様になっていることが多いです。
背景には、盗撮防止やプライバシー保護への配慮があります。
とはいえ、音を小さくしたい場面は日常の中にもあります。
赤ちゃんを起こしたくない
ペットを驚かせたくない
静かな場所でメモ代わりに撮りたい
旅行先で周囲に配慮したい
このような場合は、Live Photos、動画撮影中の静止画、イヤホン接続、Androidのカメラ設定、無音カメラアプリなどを試してみるとよいでしょう。
ただし、シャッター音を消せることと、撮影してよいことは別です。
人を撮るときは許可を取る。
撮影禁止の場所では撮らない。
個人情報が写り込まないように注意する。
この基本を守ることで、スマホ撮影はより安心で快適になります。
シャッター音を小さくする方法を上手に使いながら、周囲への配慮も忘れずに撮影を楽しみましょう。