炊飯器で簡単!ケーキモードなしで絶品ケーキを作る方法

「ケーキを焼きたいけど、うちの炊飯器にはケーキモードがないから…」そんな理由で諦めていませんか?実は、ケーキモードがなくても“炊飯”ボタンひとつで、ふっくら美味しいケーキを焼くことは可能なんです!

この記事では、ケーキモードのない炊飯器でケーキを焼く方法から、おすすめのレシピ、焼ける炊飯器の見分け方、さらには失敗しないコツまで、初心者にもわかりやすく解説します。自宅にある炊飯器で手軽にスイーツを楽しんでみませんか?


目次

ケーキモードがない炊飯器でもケーキが作れる理由

炊飯器の加熱構造は、「炊飯」以外にもさまざまな調理に適しています。特に以下の点がケーキ作りに向いています。

✅ 内釜が加熱を均等に伝える構造

炊飯器の内釜は、底面だけでなく側面や蓋にも熱が回るよう設計されています。そのため、オーブンのようにゆっくりと中まで熱が入るのです。

✅ 密閉状態で蒸し焼きになる

炊飯器のふたを閉じて加熱すると、内部は蒸気で満たされ、しっとりと仕上がるのが特徴。パサつきがちなスポンジケーキも、ふんわりとした食感に。

✅ ケーキモードがなくても炊飯モードで代用可能

通常の「炊飯」ボタンでも、1回30〜50分程度加熱されるため、ほとんどのケーキレシピに十分な火入れが可能です。生焼け時は「もう一度炊飯」で対応できます。


ケーキが焼ける炊飯器と焼けない炊飯器の違い

特徴ケーキが焼ける炊飯器ケーキが焼けない炊飯器
加熱方式IH式・圧力IH式・マイコン式スチーム式・簡易保温式
底面ヒーター高温加熱可(約130〜150℃)弱め、またはムラあり
自動炊飯の時間30分以上20分未満の場合あり
内釜の厚さ厚釜(1.5mm以上)で均等に熱を伝える薄釜で焦げやすい or ムラになることがある

ケーキ作りに不向きな炊飯器の特徴と見分け方

以下の条件に当てはまる機種は、ケーキが焼けにくい/失敗しやすい傾向にあります。

● スチーム炊飯専用機種

スチーム式(蒸気加熱が中心)の機種では、加熱温度が低くなり、生地に火が入りづらいです。

● 「早炊き特化型」や安価な小型機種

加熱時間が短かったり、ヒーター出力が低い場合は生焼けや焦げつきの原因に。

● 自動的に保温に切り替わるモデル(中断できない)

一度加熱を始めると途中で再加熱できないものは、ケーキが固まりきらず失敗しやすいです。


見分け方チェックリスト

チェック項目OK or NG?
内釜の厚さがしっかりしている✅ OK
「炊飯時間:30分以上」の記載あり✅ OK
IH or 圧力IH✅ OK
スチーム加熱中心の表示あり❌ NG
小型&保温専用の記載あり❌ NG

まとめ

  • ケーキモードがなくても「炊飯」ボタンで代用可能
  • IH式・圧力式の炊飯器は高温調理に強く、ケーキ向き
  • スチーム式や超短時間炊飯器は避けるのが無難
  • 焼けるか不安な場合は、一度「バナナケーキ」などシンプルなレシピでテストがおすすめ

炊飯器ケーキのための基礎知識|人気炊飯器のタイプと選び方ガイド

「ケーキモードがなくても、炊飯器でケーキが作れる」として話題の炊飯器スイーツ。でも実は、炊飯器のタイプや機能によって、焼き上がりや失敗のしにくさに大きな差があります。

ここでは、ケーキ作りに適した炊飯器の選び方や人気メーカーの違い、便利なモードの活用法まで、初心者でも失敗しにくい選び方を詳しくご紹介します。


人気の炊飯器ケーキを作るための基礎知識

  • 炊飯器の加熱は“密閉型の蒸し焼き効果”で、ケーキがしっとり焼ける
  • 内釜の熱伝導や炊飯時間で、焼き上がりが変わる
  • ケーキモードがなくても、「普通炊き」や「おかゆモード」を活用すればOK

炊飯器の加熱方式での違い

タイプ特徴ケーキ作りへの適性
IH炊飯器内釜全体をIH加熱。均等に熱が伝わる◎ 火通りが良く焼きムラ少ない
圧力IH炊飯器IHに加えて圧力で高温加熱。ふっくら炊飯向き◎ 時短&ふんわりケーキに最適
マイコン炊飯器底部ヒーターのみ加熱。低価格モデルが多い◯ 焼けるがムラが出ることも

圧力IHタイプは、スポンジ系やベイクドチーズケーキにもおすすめ!


タイガー・象印など家電メーカー別の特徴

メーカー特徴ケーキ作りとの相性
タイガー熱効率が良く、IH・圧力タイプが豊富。パン調理も得意
象印保温・加熱のバランスに優れたモデルが多く、内釜の品質が高い
アイリスオーヤマシンプルで安価、ケーキモード付きモデルあり◯(機種により異なる)
パナソニック圧力調整やスチーム機能あり。甘み引き出しが得意◎(やや高価格帯)

価格や機能の比較・選び方のポイント

【価格帯別の目安】

  • 1万円以下:マイコン式、保温炊飯が中心(ケーキ作りは慎重に)
  • 1万〜2万円:IH炊飯器で加熱ムラ少なめ(ケーキもOK)
  • 2万〜3万円以上:圧力IH+多機能タイプで安定性◎

【選ぶ際の注目ポイント】

  • 炊飯時間が長め(30分以上)に設定できるか?
  • 自動保温に切り替わる前に再加熱が可能か?
  • 内釜の厚みやコーティングの質(焦げ付きにくいか)

モード・ボタンの使いこなし方

🔹「炊飯」モード

→ 基本はこれ!1回で焼けなければ再加熱すればOK。

🔹「おかゆモード」

→ ゆっくり加熱されるので、チーズケーキやシフォンケーキ向き。

🔹「保温機能」

→ 仕上げの蒸らし工程に使える。温かいままの保温で焼き過ぎ注意。


✅まとめ|あなたにぴったりの炊飯器を選ぼう

  • ケーキ作りには、IHまたは圧力IHタイプが最も安定
  • タイガー・象印は安心感とケーキ成功率の高さが魅力。
  • モードに頼らず、「炊飯」「おかゆ」などをうまく活用しよう。

「炊飯器=ごはん」の時代はもう終わり!
今ある炊飯器でケーキが作れる可能性、ぜひ試してみてくださいね。

おすすめケーキレシピ


1. バナナケーキ

材料(5合炊き炊飯器用)

  • バナナ(熟したもの)…2本
  • 卵…2個
  • 砂糖…50g
  • サラダ油…大さじ2
  • 牛乳…大さじ2
  • 小麦粉…100g(ホットケーキミックス可)
  • ベーキングパウダー…小さじ1(HM使用時は不要)

作り方

  1. バナナをフォークでつぶす。
  2. ボウルに卵、砂糖、油、牛乳を入れてよく混ぜる。
  3. バナナと粉類を加えてさっくり混ぜる。
  4. クッキングシートを敷いた炊飯器に流し込む。
  5. 炊飯ボタンを押す。生焼けならもう一度炊飯。
  6. 竹串を刺して何もつかなければOK!

2. りんごのシフォン風ケーキ

材料

  • りんご…1個(薄切り)
  • 卵…3個(卵白と卵黄に分ける)
  • 砂糖…60g(半量ずつ)
  • 薄力粉…100g
  • サラダ油…大さじ2
  • 牛乳…大さじ2
  • ベーキングパウダー…小さじ1

作り方

  1. 卵白をしっかりメレンゲにする(角が立つまで)。
  2. 卵黄+砂糖+油+牛乳を混ぜる。
  3. 粉類を加えたあと、メレンゲを3回に分けて混ぜる。
  4. 底にスライスりんごを並べ、生地を流す。
  5. 炊飯スタート → 必要なら2回目も。
  6. 冷めてから逆さにして取り出すと見た目もキレイ!

3. 簡単チーズケーキ

材料

  • クリームチーズ…200g(室温に戻す)
  • 砂糖…50g
  • 卵…2個
  • 薄力粉…大さじ2
  • 牛乳…100ml
  • レモン汁…小さじ1

作り方

  1. クリームチーズを柔らかく練る。
  2. 砂糖、卵を順に加えてよく混ぜる。
  3. 粉、牛乳、レモン汁を加えさらに混ぜる。
  4. 炊飯器に入れて炊飯スタート(2回が目安)。
  5. 粗熱をとったら冷蔵庫でしっかり冷やす。

4. さつまいもケーキ

材料

  • さつまいも…1本(200gほど)
  • 卵…2個
  • 砂糖…50g
  • 牛乳…50ml
  • 小麦粉…100g
  • サラダ油…大さじ2
  • ベーキングパウダー…小さじ1

作り方

  1. さつまいもを柔らかく茹でてマッシュ。
  2. ボウルに卵、砂糖、牛乳、油を入れて混ぜる。
  3. マッシュしたさつまいもと粉類を加えて混ぜる。
  4. 生地を炊飯器に入れて炊飯スタート。
  5. 焼き上がりに黒ごまをふると風味UP!

まとめ|炊飯器でケーキを作るなら「タイプ」と「機能」を見極めよう!

炊飯器でケーキを作るのは、特別なモードがなくても意外と簡単。ただし、機種の種類や機能によって、仕上がりや失敗しにくさが大きく変わることが分かりました。

ポイントまとめ:

  • IH・圧力IH炊飯器はケーキ作りに最適。加熱ムラが少なく、ふんわり仕上がります。
  • マイコン炊飯器でも可能ですが、火の通りに注意が必要。途中で再加熱するのがおすすめ。
  • タイガー・象印など信頼のあるメーカーは内釜の質や熱効率が良く、ケーキの成功率が高いです。
  • 「炊飯」や「おかゆ」モードを活用すれば、ケーキモードがなくても十分に対応できます。

炊飯器の特徴を活かしながら、自宅でふっくらおいしいケーキ作りを楽しんでみてください。スイーツの幅が広がるだけでなく、普段の炊飯器の使い方にも新しい発見があるかもしれませんよ。

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