「お米を買いに行ったけど、5kgで足りる?10kgは多すぎる?」
そんな疑問を抱いたことはありませんか?
この記事では、1人暮らし・夫婦・4人家族など家族構成別に必要なお米の量をわかりやすく解説します。
無駄なく、計画的にお米をストックするコツもあわせて紹介します!
お米の基本知識|1合・1kgってどれくらい?炊き上がり量や保存の目安も紹介
● そもそも「1合」ってどのくらいの量?
「合(ごう)」は、日本の伝統的な体積の単位です。
お米においては、1合=約150g(約180ml)が一般的です。
- お米1合=炊飯前 約150g/炊飯後 約330g
- ごはん茶碗 約1杯半分くらい

目安として、1食=0.5〜1合くらいと覚えておくと便利です。
● お米1kgって何合分?何杯分?
項目 | 分量の目安 |
---|---|
1kgの生米 | 約6.7合(150g × 6.7) |
炊き上がり後 | 約2.2kgのごはんになる |
茶碗の数 | 約13〜15杯 |
つまり、お米1kg=約2kg以上のご飯になり、約13〜15食分になります。
→ 一人暮らしなら約1週間〜10日で消費するペースが一般的です。
● 5kg・10kgのお米だと何食分?
お米の量 | 合数 | ごはん茶碗(150g換算) |
---|---|---|
5kg | 約33合 | 約70 |
10kg | 約67合 | 約140 |
家族構成や食べる量によって、1ヶ月にどれだけ必要かが見えてきます。
● お米と水の割合はどれくらい?【炊飯時の目安】
- 通常の白米:
米1合に対し、水200ml〜220ml(好みに応じて調整) - 無洗米:
やや多めに水を入れる(1合あたり220〜230ml目安) - 玄米・雑穀米:
水を多めに&浸水時間も長め(1合につき300〜350mlが目安)
● 炊き上がったご飯の保存目安
保管方法 | 保存期間 | ポイント |
---|---|---|
常温 | 6時間以内 | 夏場は避けたほうが無難 |
冷蔵 | 1〜2日 | パサつきやすいので再加熱時に水を少し加える |
冷凍 | 約1ヶ月 | 茶碗1杯分ずつ小分けにしてラップ→保存袋で冷凍がおすすめ |



電子レンジでの温め直しはラップのまま加熱がおすすめ。ふっくら復活!
● よくある質問|お米の量に関する豆知識
Q. 男性と女性ではどれくらい食べる量が違う?
A. 成人男性は平均で1食1.5〜2合、女性は0.8〜1.2合ほど。活動量にもよります。
Q. 外食が多い週はどれくらいの量があれば安心?
A. 週に5食分自炊するなら、1合×5=約750gでOK。
→ 1kgあれば余裕のある量になります。
Q. 毎日食べないけどストックしておきたいときは?
A. 月5〜10食なら、2〜3kgで1ヶ月持つペースです。
まとめ|「1合=150g」を基準に、自分のペースを把握しよう!
お米は日常的に食べるものだからこそ、自分の生活リズムや食べる量を数値化して把握することが大切です。
「1合=茶碗約1.5杯」「5kg=約70食分」という目安を覚えておけば、買いすぎ・足りないといった失敗も減ります。
お米(ごはん)の保存期間と注意点を徹底解説!
炊きたてのご飯はおいしいけれど、毎回炊くのは手間。
だからといって、まとめて炊いたごはんを正しく保存しないと、ニオイや味の劣化、さらには食中毒リスクも…。
ここでは、安全に&美味しさを保ちながら保存するためのポイントをしっかり解説します!
常温保存|短時間の保存に限定!高温多湿はNG
保存期間 | 目安:6時間以内(冬場は12時間程度) |
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✔ メリット
- 再加熱不要で、すぐ食べられる
- お弁当や朝食準備など短時間保存に便利
注意点・デメリット
- 夏場は細菌が繁殖しやすく、食中毒のリスク大
- ごはんが乾燥・黄ばむ・臭くなる原因にも
【対策】
・粗熱が取れたらすぐに保存容器へ
・ラップで包んで乾燥防止
・直射日光・高温を避ける(涼しい場所で保管)
冷蔵保存|1〜2日以内ならOK。でも食感がパサつきやすい
保存期間 | 1〜2日が限界(風味・食感の劣化が進む) |
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メリット
- 翌日すぐに食べたい時に便利
- 冷凍より解凍の手間が少ない
注意点・デメリット
- でんぷんが老化しやすく、パサついた食感に
- ニオイ移りしやすい(冷蔵庫内の他の食品に注意)
【対策】
・ごはんが温かいうちにラップ&保存容器へ(粗熱は軽く取る)
・食べる前に少量の水をかけてレンジ加熱するとふっくら復活!
冷凍保存|長期保存ならこれ一択!炊きたてをすぐ冷凍がコツ
保存期間 | 約1ヶ月(なるべく2〜3週間以内推奨) |
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メリット
- 美味しさをキープしながら長期保存できる
- 食べたいときにすぐ解凍して食べられる
注意点・デメリット
- 解凍ムラ・水分抜けで「かたまりごはん」になりやすい
- 再冷凍はNG(風味と品質が落ちる)
【対策】
・炊きたてを茶碗1杯分ずつラップに包む+冷凍保存袋へ
・できるだけ空気を抜いて密封
・食べるときはラップごと電子レンジで加熱(600Wで2〜3分)
NG保存例|こんな保存は避けよう!
- 炊飯器にそのまま入れっぱなし(特に保温12時間以上)
- 鍋やおひつにラップなしで放置
- 冷蔵庫で3日以上放置(カビ・酸化臭の原因に)
- 解凍したごはんの再冷凍
まとめ|ご飯の保存は「スピード」と「密封」がポイント!
炊きたてご飯の美味しさをキープするには、「できるだけ早く適切な方法で保存する」ことが何より大事。
日持ち重視なら冷凍、すぐ食べるなら冷蔵、短時間だけなら常温と、目的に応じて使い分けましょう。



ごはんは保存次第で「美味しくもなるし、残念にもなる」—正しい保存でお米の魅力を最大限に引き出しましょう!
お米の買い方別メリット・デメリットを徹底比較!
① スーパーやドラッグストアで買う
メリット
- すぐに買える/思い立ったときに購入できる
- 実際に商品を見て選べる(産地・精米日・粒の大きさなど)
- 小分け(2kg・3kgなど)も選びやすく、少量で済む
デメリット
- 重たい…特に5kg・10kgは持ち帰りが大変
- 値段が安定しにくい(特売品はタイミング次第)
- 品揃えが少ない店舗もある
👤 こんな人におすすめ
- 1人暮らし/買い物ついでにお米を補充したい方
- 毎回違うお米を試したい方
② 大容量のまとめ買い(10kg〜20kg)
メリット
- 1kgあたりの価格が安くなる(コスパ◎)
- 買いに行く回数が減る → 手間が省ける
- 精米日が比較的新しいものも選べる(オンライン含む)
デメリット
- 保存方法に注意が必要(虫・湿気・酸化対策)
- 置き場所を取る(特に小さなキッチンでは不便)
こんな人におすすめ
- 4人以上の家庭/お米の消費量が多い方
- コストを抑えたい家庭
【ワンポイント】
密閉保存容器(米びつ)+冷暗所での保管が安心!
③ 定期便(サブスクリプション型)
メリット
- 毎月一定量が届くので「買い忘れ・買い足し」がなくなる
- 希少な銘柄や特別栽培米を定期的に楽しめるプランも
- 配送なので重い荷物を持たずに済む
デメリット
- 味の好みに合わなかった場合、変更までタイムラグがある
- 旅行や長期不在時にタイミングがずれると余ることも
こんな人におすすめ
- 忙しくて買い物の時間が取れない方
- 新しいお米との出会いを楽しみたい方
④ ネット通販(Amazon・楽天・専門店サイトなど)
メリット
- 種類・産地・精米日・口コミを比較しながら選べる
- 重さを気にせず自宅まで配送可能
- 定期便割引やポイント還元なども充実
デメリット
- 配送トラブルや受け取りタイミングのズレがある
- 実物を見て買えないため、粒の状態などがわかりにくい
こんな人におすすめ
- 多忙で店舗に行けない方
- 特定の品種・無農薬米などを探したい方
⑤ ふるさと納税(返礼品としてのお米)
メリット
- 実質2,000円で高品質なお米が大量にもらえる(節税にも◎)
- ブランド米・無洗米・定期便タイプなど選べる幅が広い
- 地域応援・農家支援にもつながる
デメリット
- 納税額に応じて受け取れる量が限られる
- 配送タイミングの指定が難しいこともある
- 初心者は手続きに戸惑うことも
こんな人におすすめ
- 年収に応じて節税対策をしたい方
- 高品質なお米をお得に入手したい方
まとめ|あなたに合った買い方を選ぼう!
買い方 | コスパ | 手軽さ | 品種の多さ | 保存の手間 |
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スーパー購入 | △ | ◎ | △ | ◎ |
まとめ買い | ◎ | △ | △ | △ |
定期便 | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ |
ネット通販 | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ |
ふるさと納税 | ◎ | △ | ◎ | △ |


「お米をどこで買うか」は、生活スタイル・人数・保存環境で決まります!